少数精鋭主義と最近よく言われます。
いわゆる労働の生産性を高めたいという経営者側の要望ですね。
最初から優秀な精鋭を選び、少数精鋭部隊を作ろうとするのですが、
そこで経営者がよく言うのは「社内を見渡しても少数精鋭となる人材がいない。。。。」ということです。
しかし、この坪内さんは違いました。
坪内さんは
「わがグループにエリートなんかいらない。最初から優秀である必要もない。
素質的には平凡な人間でも、鍛えていけば、おのずから優秀になる。
鍛えるということは、いろいろな仕事を経験させることです。」
社員を、いえ、人間の能力を信頼していた言葉ですね。
なかなかここまで、社員を信じて、任せられることも多くはないでしょう。
今の時代、少数精鋭にしようとすると、文句を言う人も多くなってきました。
ですから、額面通りのやり方をしても失敗します。
そこで、この方法をとる場合に必要なのは
1. いかに期待しているかをまず伝える。
2. 少数精鋭になり、仕事量が増えると、段取りが今までとは異なります。
そこで、仕事の進捗状況を上役側から確認をする
3. すぐに良い結果がでるわけではないので、途中、途中でやり方をアドバイスする。
4. 小さな成功体験を積ませることで、自信と仕事のスキルが高まる。
組織作りの参考にしていただければと思います。
お読みいただきありがとうございました。