思うような結果が出ないのは、やはり向いていないから?

プラトー現象。

これは心理学用語で、

学習課題を練習している際に見られる 一時的な進歩の停滞期間をさす。

原因としては課題に対する動機づけの低下など。

例えば、スポーツや勉強で、コツコツと積み上げて いくと、それに比例して実力も目に見えてついてきます。

しかし、それがいきなり、効果が見えにくくなる、いわゆる停滞期のことをプラトー現象といいます。

順調に効果が表れてきたのに、いきなり何をやっても上達しない伸び悩みの時期。

そんな状況に陥ると、私もそうですが、 ジレンマをかかえ、

「自分には向いてない」「才能がないんだ」 「なぜ、これを始めたのは失敗だった」

などと、マイナスな気持ちを持ち始めます。

ビジネスでは特に起こりうる現象です。

売上を順調に伸ばしていたのに、 いきなり伸び悩んでしまったり、 頭打ちと思ってしまったり。

ビジネスでは数字がすべてですから、 市場分析の結果、撤退という結論を だすことも少なくないでしょう。

しかし、その暗いトンネルを抜けると 光があるかもしれないのです。 (もちろん、ずっと暗い場合もあります。)

ですから、長期間結果が出ない場合は、 撤退、あきらめも必要ですが、

少しの結果が出ない時期は、 「これはプラトーであって、もう少し頑張れば、 また結果がでる」

と信じて、コツコツと励むのがいいのです。

これはどんな人でも当てはまって、 壁もなく、スイスイと進んでいくことは めったになく、

誰でもこのプラトーは 経験するそうです。

でも、このプラトーは精神衛生上もよくないです。

イライラもしますし、ココロはネガティブにもなります。

そんなストレスを抱えているときの解消法は 臨床心理学では

 1. よく眠る

 2. 入浴する

 3. おいしい食事をとる

 4. 友人と話す

 5. 音楽を聴く

 6. 運動して汗を流す

 7. 読書

が効果的だそうです。

そして、そのストレスを解消し、 脳もリラックス状態になりますから、

改めて自分に 「伸び悩みはその先の成長が必ずある」と言い聞かせて、 進むことが大事ですね。

お読みいただきありがとうございました。

関連記事

TOP
TOP