日本人のDNAには「和」が入ってるか??

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集団主義 VS 個人主義、どちらが正解か?

一昔前の会社は年功序列型で終身雇用制が当たり前でした。
今ではそれも少数派になってきているかも しれません。
高度成長期ならまだしも、バブル崩壊、リーマンショック等で日本経済が停滞し、右肩上がりの成長が見えにくい昨今では終身雇用という大きな保証はさすがに会社にも負担が大きいでしょう。

この景気低迷の中で、参考にしたのが、 欧米での成果主義というものでした。
簡単に言うと、成果主義を導入すれば、 公平性が保たれ、頑張った人が頑張った分報われていく、というものでした。
そしてそれが上手く機能した会社もあれば、
成果主義の導入で、「和」が乱れたとか、 数字の責任が重くのしかかり、うつになったとか、 優秀な社員が反駁してやめていったなどで、成果主義は日本には合わない、という意見もありました。

集団主義と個人主義、どちらが日本には合うのでしょうか?
オランダのホフステッド教授によりますと、
69か国中、日本の個人主義度合いは32番目という結果が表れました。
つまり中間ぐらい、ということです。
では、1位どこかと言えば、アメリカ。
2位はオーストラリア、そしてイギリス、カナダ、イタリアなどがランクインしてきます。
アメリカなどの欧米に比べれば、集団主義は強いですが、世界から見れば、それほどでもないということです。
また、アジアの中でも、中国や韓国、インドネシアなどに比べると、個人主義度合いが強い結果になっています。
日本には「和」という言葉もあるぐらいですから、
集団主義のDNAが刻み込まれていて、 集団主義度合いは本来は高いのではないかと思いましたが、実はそうでもなかったようです。
また、自分のグループに外国人がいた場合、 信用する傾向が高いのが、実はアメリカ人で、 外国人を信頼する傾向が低いのが韓国人、中国人、日本人という結果になっています。
これらの結果を見て、集団主義、個人主義(成果主義)のどちらが正しいとは言えませんが、
日本人はやや集団的ではあるが、もしその中に外部が入るとその人は信用しない、という閉鎖的な一面があるようです。

会社において集団主義にするべきか、個人主義にするべきか、という結論は一概には言えませんが、
成果主義に異を唱える人は、もしかすると、結果を出せない人の言い訳かもしれませんし、集団主義に異を唱える人は目に見えない社風というものに無頓着なのかもしれません。

しかし、ここでポイントなのは、日本人の性質上は それほど、集団主義的考えを持っていないという結論です。

もしかしたら、そういう前提があるから それを戒めるためにも「和をもって尊しとなす」という ことわざがあるのかもしれませんね。

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