こんにちは、サークル・ウイン 高山明子です。
2月7日に、「平成30年度第2次補正予算」が成立しました。
これにより、早ければ、2月下旬から、「ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金」
の募集が始まるかもしれませんとお伝えしましたが、
なんと、今週、月曜日に発表され、締め切りは明日2月23日(土)消印有効となっておりました。
これは早期審査プロセス(ファストトラック)の導入というもので、
締め切りを二段階にすることで、早期に事業開始を希望する事業者向けに
、早期に公募を締め切って審査を行い、早ければ3月中にも事業を開始できるような
プロセス(ファストトラック)を導入したということです。
ただ、これは1次締切ですので、2次締切は5月8日なので、まだ間に合います。
そこで、 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の採択確率を高めたり、
もらえる金額をアップさせるために、今から行っておくべきことについてお伝えします。
1.先端設備等導入計画を新たに申請し認定を取得しておく(補助率1/2⇒2/3にアップ)
生産性向上特別措置法(平成 30 年法律第 25 号)に基づき、
固定資産税ゼロの特例を措置した地方自治体において補助事業を実施する事業者が、
平成 30 年 12 月 21 日の閣議決定後に先端設備等
導入計画を新たに申請し認定を取得した場合、補助率が1/2から2/3となります。
この「先端設備等導入計画」については、応募段階において、
計画申請中でも認める予定となっているため、補助率をアップしたいのであれば、
今のうちに、「先端設備等導入計画」を申請しておくことをお勧めします。
2.経営革新計画を申請しておく(補助率1/2⇒2/3にアップ)
3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%に加え、
「従業員一人当たり付加価値額」(=「労働生産性」)年率3%を向上する
中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画を、平成 30年12 月 21 日の閣議決定後に
新たに申請し承認を受けた場合も、補助率が1/2から2/3となります。
「ものづくり・商業・サービス生産性向上補助金」に採択されるような計画であれば、
それを元に「経営革新計画」を申請すれば、かなり高い確率で承認されると思います。
この「経営革新計画」についても、応募段階において、計画申請中でも認める予定となっているため、
補助率をアップしたいのであれば、今のうちに、「経営革新計画」を申請しておくことをお勧めします。
3.専門家を活用する(補助上限額が30万円アップ)
専門家を活用することで、30万円ですが、補助上限額を増やすことができます。
対象となる専門家は、「スマートものづくり応援隊」「ITコーディネータ」・
「ロボットシステムインテグレータ」「技術士」等、となっています。
「ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金」を高める確率を高めるためには、
この補助金に詳しい専門家にご相談されることをお勧めします。
詳しい専門家については、紹介させていただきますので、遠慮無く、お声がけください。