たったその一言を加えるだけで、売上がなんと4.8倍になってしまった事例があります。
それは、必ず一度は耳にしたことのある
「ご一緒にポテトはいかがですか？」
という一言。
そう、マクドナルドの店員さんが必ず！と言ってもいいくら、発するセリフです。。
これは、マニュアルが用意されていて、そのように言うように指示を受けているのですが、
たかだかこの15文字のセリフを言うと言わないとではお店の売り上げはかなり変わってきてしまうのです。
いわゆる「ついで買い」を狙った声かけなワケですが、単品注文のお客さんが
セットに注文を変更することで客単価はぐぐぐっと上がってしまいます。
例えば、チキンクリスプは単品ですと100円ですが、セットにすれば480円。
この一言で、客単価は一気に4.8倍です。
このように、消費者が「つい購入してしまう」という行動は必ず販売側が意図して作り上げています。
どんな業界、どんなジャンルのビジネスであれこのような消費者の欲望のスイッチの場所を
あらかじめ知ることができれば、客単価をあげたり、売り上げを伸ばすことは
それほどお金をかけずにできてしまいます。
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著者であるジェイムス・A・ムレイは、消費者の行動を分析するプロです。
消費者の「欲しい」という欲望を掻き立てるものは一体何なのか・・・？
ひたすらそれを考え続けてきました。
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