こんにちは。サークル・ウィン山本有紗です。
多くの経営者は常に新規事業を模索しています。
しかしながら、新規事業の成功率はユニクロの柳井さんもおっしゃるように、良くて1勝9敗。
では成功率を高めるにはどうすればいいのか?
例えば法律のことなら弁護士、財務のことなら公認会計士や税理士に相談をするように、新規事業のことならその道のプロに相談することが成功率は高まります。
そんな新規事業のプロといわれる人が、守屋実さんです。
守屋さんは19歳で初めての起業以来、ミスミグループ内で約20年にわたり、一貫して新規事業に従事してきました。その後、ミスミの社長から独立をすすめられた後も、多くの新規事業に携わり、ここ最近ではネット印刷大手のラクスルを上場させ、同時に経営に参画していた介護のマッチング事業を行っているブティックスもラクスルに続けて上場させています。
その守屋さんが新規事業を成長させていくには3つの視点が必要と言っています。
(1)マーケットアウトの視点商品・サービスをいかにして売り込むかというプロダクトアウトの考えから、世の中は何を本当に求めているのか。そして、お客様の利便の最大化、構造の革新化、クロスファンクショナルなどが最初のステージです。
(2)開発、推進、参入事業開発(情報収集、磨き込み)で2か月、事業化推進で6ヶ月、24か月をかけて黒字化へと業界へ参入していきます。
(3)新規事業の心得ヒト、モノ、カネが十分であるか。特にキモチが大事であること。新規事業の意味を社内で共有できているか。成功と失敗の基準を定めているか。多種多数討議やエース人材の投入。現場と顧客が中心であるか?素人思考と玄人行動になっているか?
これに加えて、事業と組織を成長させるうえでステージ別に訪れる壁を突破できれば、成功していく確率が高まるといっています。
詳しくは守屋実さんの著書「新しい一歩を踏み出そう」にゆずるとして、ご本人から聞いた話で一番、印象的だったのは、「やっぱり新規事業をやるうえで、やる本人の意思がどこにあるのか、ということが一番重要ですね」という言葉です。
さて、新規事業を行ううえでは、資金確保はとても大切になってまいります。
そこで、オススメなのがものづくり・商業・サービス補助金などを活用することです。https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2019/191226yosan02.pdf
次回のものづくり補助金は「グローバル展開型」「ビジネスモデル構築型」が新たに追加されており、「ビジネスモデル構築型」は難易度が高いですが、「グローバル展開型」は海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした設備投資等の場合、補助上限額が3000万円に増額されるので海外展開を考えられている企業にとっては前向きに取り組まれた方がいいかもしれません。
公募は3月くらいからはじましますので、今から準備されることをおすすめいたします。
ご興味ありましたら私宛までご連絡ください。
最後までお読みいただき有難うございました。
今後とも宜しくお願い致します。