日本のGDPの約75%を占めるサービス産業は、国の経済を支える重要な基盤です。
しかしながら、製品のように目には見えないため評価基準があいまいで、
企業の付加価値となりづらい側面をもっています。
「おもてなし規格認証」は、サービス品質を「見える化」することによって、
サービス事業者の活性化を促進する仕組みです。
経済産業省が運用し、サービス事業者には認証マークが付与されます。
【おもてなし規格認証を取得するメリット】
●集客に役立つ
おもてなし規格認証を取得すると、「認証書」とマークを店頭やホームページに掲載したり、名刺や
パンフレットに印刷したりできるので、高品質なサービスを受けられる企業としてアピールできます。
●海外からの訪問客にアピールできる
「おもてなし規格認証」のあるサービスであれば、初めて訪れた土地であっても、安心して利用できる
ため、選択時の目安となります。
●公的支援が受けやすくなる
おもてなし規格認証を取得した事業者(紫認証、紺認証又は金認証を取得した事業者に限る)は
設備資金及び運転資金について日本政策金融公庫から低利融資での支援を受けられます。
【おもてなし規格認証の種類】
1. 紅認証:サービス向上の取組に意欲的なサービス提供者
2. ★(金認証):お客さまの期待を超えるサービス提供者
3. ★★(紺認証):独自の創意工夫が凝らされたサービス提供者
4. ★★★(紫認証):お客さまの期待を大きく超える「おもてなし」提供者
「金認証」「紺認証」「紫認証」は、有料での取得になりますが、
「紅認証」は、10分程度のネットによる手続きで、無料で取得できます。
【おもてなし規格認証についての詳細】
(一社) サービスデザイン推進協議会 「おもてなし規格認証」HP https://www.service-design.jp/