両親が商売をしている姿を見て育った子供はよく働く
by ダン・ケネディ
アメリカの著名なマーケッターであるダンケネディによると、
最も優秀なスタッフを雇う要素は3つあるそうです。
一つ目は両親が自営業をしていて、それを身近に見て育った人たちだそうです。
小さいころから親が一生懸命に働いている姿を見ていて、そして、自分も何らかのことを手伝っているので、
お客さんへの接し方やビジネスの基本を無意識に学んでいるということなのだそうです。
その中でも特に優れているのが小さなレストランを経営している家族を持つ人たちなのだそうです。
確かに、私も実家が自営業だったせいなのか、いつも家族は忙しそうに動いていたので、
それが身に付き、何か仕事をしていないと不安な気持ちにさせられます。
そして、普段の威厳のある父親の姿とお客さんの前に立つ父親の姿はまさに別人であるため、
幼心にも「あー、お客さんにはあのような笑顔と礼儀正しさが必要なんだな」と思ったものでした。
そして二つ目は セールスや接客の経験がある人。
この経験があるとセールス恐怖症が少ないので、行動が他の経験していない人よりも多くなるのだそう。
(ただしこれには異論を持つ人もあるでしょう。経験者は経営者の言うことを聞かないというケースも多い)
最後に三つ目は 細かい指示にちゃんと従う人。
そのために面接や面接前に課題をいくつも出して、それをきちんとやるかどうかを見極めるのだそうです。
以上3つが採用基準?となりそうですが、
単純ではありますが本質的な話だと思います。
しかし、これは応募者が多数ある場合であって、
中小零細企業ではなかなか上記の基準をクリアしている人も少ないかもしれません。
ただ、採用の優先順位として、上記の一つ目と三つ目は上位に挙げておきたいですね。
お読みいただきありがとうございました。